私が20代前半で自営業を始めるために行動を起こす際、職業として成り立っている業種であれば、上位数%に入れば食べていけるという考え方を持ちました。そうだとすると、高度なレベルを必要とする業種では、能力の高い人たちが熱心に研鑽しているため、ヤリガイを持てても、私ゴトキの能力ではなかなか困難な人生を歩むことになるだろうと容易に想像できました。
そこで、自分に見合った分野を探すことに専念しました。自分の能力や興味関心に基づき、自分に適した業種を見つけることが重要であると考えました。自分にとって適した分野を見つけるために、様々な情報を収集し、自分自身の強みとなるスキルを磨ける分野を探しました。義務教育で習った鶏口牛後です。
私は、学生時代にダイビングを始め、プロ資格まで取得していました。ダイビングというのは他には無いユニークな分野で、初心者のテクニックが基本になっているため、初級の資格がそれなりで取れる人であれば誰でもプロにまでなれます。
自分が高い確率で得意になれる分野を見つけ、それを仕事にできたら自然とやりがいも感じられるだろうと考えました。そして、ダイビング業界にはまだまだ需要があると知り、自分自身もダイビング資格のレベルをあげつつ、ビジネスについて学び始めました。
ダイビング業界は、観光業やスポーツ業界としても成長が見込まれている分野であり、需要も高いと言えます。そして、競技スポーツではないので、レベルアップに熱心な人がそう多くないので、まじめに基本を磨くことで上位に位置付けることが見込めます。
自分でビジネスをすることで、自由度が高くなります。自分自身を磨き続け、様々なビジネスチャンスを発見することができます。
私は自営業を始めることで、自分自身の成長とビジネスの拡大を目指しました。ダイビング業界に限らず、様々な業界に携わる機会を得、それぞれのシナジーから、起業当時、定年とされる60歳で遊んで暮らせる人生をと考えていたところ、ずいぶん前倒しで手に入れることができました。
現在、私は、自分が経験してきた考え方と実践方法を、将来について思い悩む若い方々にひとつの考え方として提供することで役に立てるのを楽しみとしています。自分自身が若い頃に探し求めたように、若い人たちにも自分に合った分野を見つけてもらい、その分野での成長を応援し、ビジネスの機会を広げるお手伝いをしています。
自分に合った分野を見つけることは、自分自身を成長させるだけでなく、ビジネスチャンスを広げることにもつながります。ダイビング業界をスタートとした一例ですが、他の業界でも同じように自分自身を磨き、成長し、ビジネスの機会を広げることができるでしょう。若い人たちが、自分に合った分野を見つけ、自分自身を成長させることを応援しています。