書籍やネット上にあるいくつかの下降トレンドを列記してみる。どれが正しいというのではなく、トレード参加者の心理が作り出す「変動する株価」が描くラインを比較してみる。
見えざる手、見ようによっては、見えてる手(^O^☆♪
上値抵抗線
トレード参加者の心理が作り出す株価の上下で、一本のラインが引けることがある。
2つの天井をつないだラインを上に抜けなければ、下降トレンドは續いているとする考え方。
- 支持線(上値抵抗線/レジスタンスライン)
水平線とひとつ前の底
ひとつ前の底値(サポートライン)が、新しい山の天井(レジスタントライン)を形成している。
いつまでも続くことはないので、レジスタンスが機能しても後ほどリスクは大きい。
- 水平線(ダウ理論-トレンドと転換)
直近の高値
直前の天井がレジスタントするという考え方で、ダウ理論としては間違いとされることもある(既に下降トレンドが終わってる可能性)。
この場合のエントリーポイントは、次の様なところとされる。
- サポート価格がワークし反発が確認できた
- 1の後、直前の底値を割り込んだ
2つの比較
2例を重ねて比較してみると、下降する力強さ、希望や願望、焦り等心理が想像できる。
実際は、銘柄や市場全体、線の引き方、個別銘柄値動きの幅(率=ボランティリティ)などの特徴によって、トレンドとみるかどうかは変わる。
日足?週足?月足?
例えば日足を基本とする場合、日足では確認しにくい長期間としての週足を判断の補完材料とするのがお勧め。