銘柄や値動きにはよるものの、目安のひとつとしてよく用いられるエントリーポイントの例。
エントリー直後に、「いきなり含み損」なんて嫌ですから…!(^^)!
上昇トレンドで
次の様な値動きはよくあるものです。
この後どうなればエントリーのタイミングとなりうるかを見てみましょう。
下値支持線
上昇トレンドで「下げ止まったかな?」と、判断すれば、下げ「止まったとするローソク足の安値」を線で結んで下値支持線(A)が引けますね。
この「下値支持線」は、反発が「確認」できておらず、下げ止まったとする「希望」や「願望」に過ぎません。
更に下がった場合
願い叶わず…思惑に反し更に下がった場合、改めて「今度こそ下げ止まったかな?」として、下値支持線(B)を引き直しますね。
これでもやはり「希望」や「願望」に過ぎず、「下げ止まり」かは、後になってみなければ誰にもわかりません。
線を引く意識
線を引く際、意識しておくべきことは、「ローソク足が引いた下値支持線で下げ止まった」のではないということ。
反発の確認をせず下げ止まったとの思い込みで、より安く買おうとエントリーするのは、相場格言で言う「落ちるナイフを掴む」ようなものでケガしかねない。
「反発の確認」とは?
「想像で引いた下値支持線」で①の翌日、②への値動きがあったとします。
②の日中で①の高値を超えたとしても、その時点では、今後①の安値を割り込む可能性が残っています。
②の大引けに安値が切り上がることでやっと「反発の確認」が出来た状態です。
エントリーポイント例
(値動きにはよりますが)次の流れでエントリーするのが有望です。
- ①のあと②の終値で反発を確認
- ③の場中に②の高値を超えた
→エントリーポイント
※③の翌日も③の高値越えがエントリーポイントになりうるが、上昇が加速しなかった場合、利益が伸ばせないだけでなく下げるリスクが含まれます。