イソップ寓話の…
「すっぱい葡萄(狐と葡萄)」を意識し、「願望」を見つめてみると手が届きそうな「目標」に思えることもあります。
このお話の狐同様、正しい努力をせず目標を諦めてしまうことはモッタイナイ…
折角「願い」「望み」が心に芽生えたのなら諦める前にこの症候群に気をつけましょう!
元々のお話は…
喉の乾いたキツネが、おいしそうなぶどうを高い木の上に見つける。
欲しくて何度跳んでも届かず怒りと悔しさが沸き上がる。
狐は「どうせ酸っぱくまずいハズ。あんなの欲しくない。」と言って立ち去る(あきらめる)。
目標をあきらめる人は…
この狐の様な行動をとりがちです。
人・物・地位・階級などのせいで(せいにして)、「手が届かない」と判断したものを「自分にとっては価値がない、ふさわしくない」として「心の平安」を得る傾向がある。
フロイトの心理学では次の様に表現される。
- 防衛機制
- 合理化
また、英語の「Sour Grapes」には「負け惜しみ」という意味がある。
認知的不協和 – 社会心理学
この様な心理の状態を「認知的不協和」といい、自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた場合、そのときに覚える不快感を解消するために、自身の態度や行動を変更する。