仮想通貨?暗号通貨?
ビットコインに代表される「仮想通貨」、海外では「暗号通貨」と呼ばれることが多いです。
確かに、紙幣や硬貨ではないですが、現実に流通しているので「仮想」には違和感覚えますね。
一般的によく使われる「仮想」にはマイナスイメージが大きいので、「暗号通貨」と呼ぼうという動きもあります。
どこで使える?
ビットコインの場合は(2018/5/29-日本):
- 通信販売:67件
- 実店舗:257件
マップで確認できます
東京・大阪各周辺の店舗は下記画像をクリックすると表示されます。
ブロックチェーンは「管理者が居ない」
直観的には管理者が居る方が安心感ありますが、次のような特徴でブロックチェーンは強固なネットワークとなっていると言われています。
- 管理者が存在しない。
- P2P型ネットワークによる「分散台帳」で相互監視状態。
P2Pって?[show_more more=《詳細》 less=《詳細を隠す》] Peer to Peerの略語。
P2Pでは、通信端末を「ピア(peer)」と呼ぶが、トポロジー理論、グラフ理論などで用いる「ノード」(node:節点)ということもある。[/show_more]
どちらがP2P?[show_more more=《詳細》 less=《詳細を隠す》]
(左)クライアントサーバー型
中央サーバーがデータを保管している(右)PEER TO PEER(P2P)
特定のサーバーがなく、各ノード(ネットワーク参加者)がデータを保管している(分散台帳)(画像 Wikipedia)[/show_more]
- ネットワーク参加者(ノード)で記録を共有しているので、一部のデータ棄損があったとしても、他のノードで再生でき、データ消失の心配がない。
- 特定のサーバーを必要としない。
- データの書き換えが極めて困難。
- どの国の政府や中央銀行、金融機関も関与していない。
- あらかじめ決められたシステムで動き続けている。
用途は仮想通貨だけ?
ブロックチェーンはビットコインとともに開発されましたが…
ブロックチェーン自体の技術は、金融・フィンテック、ゲームなどのエンターテイメント、シェアリングビジネスなど、様々な分野での応用が加速している。
また、仮想通貨としても有名になった「イーサリアム」もブロックチェーン技術から分散型アプリケーションを作成するための「分散プラットフォーム」として誕生しました。この技術を使った暗号通貨が「イーサ」です。
プラットフォームとは?[show_more more=《詳細》 less=《詳細を隠す》] コンピュータにおいて、主に、オペレーティングシステム (OS) やハードウェアといった基礎部分[/show_more]
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仮想通貨の安全を担保する「ブロックチェーン」と呼ばれる取り引き記録が改ざんされ、海外の交換会社から仮想通貨が奪われたことがわかり、国内の交換会社が警戒を強めるとともに、金融庁も調査を進めています。