保険料の仕組(計算例)

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こんにちは!ココモの唐土(モロコシ)です。

保険の料金って分かりにくくないですか?同じような名称で種類が多かったり、保険会社によって金額が異なってたり。高額な保険金が設定されている特約がとても安価であったり…

ここでは「保険料のしくみ」を理解することで、保険を選ぶ基準になるイメージを得ていただきたく紹介します。

保険料の構成

皆さんの支払う保険料は次のような区分で運営されています。

まず、大きく分けると「純保険料」「付加保険料」とに分けられます。この「付加保険料」が一般の会社で言う「経費」にあたります。そして「純保険料」がいわゆる「保険金」になるところです。

つまり、「高い保険料」と一言で言っても、「支払われる純保険料」が多く設定されているのか、「付加保険料」である経費が多いのかということになるのですが、そこは保険のパンフレットでは明確には読み取りにくく、保険料の支払い期間や利回りを元に判断することになります。少ない保険料で、(必要な範囲で)多くの保険料が設定されている保険がお得な保険ということになります。また、経費を削減できている保険事業であるともいえます。

保険料の構成

保険料を計算してみましょう

1039生命表ある集団を設定した場合、その生命表(統計結果)と運営経費により保険料が簡単に計算できます。

例えば右の生命表の場合(23人の保険加入者がいたとして、30歳で一人死亡、31歳で一人死亡、34歳で2人死亡と見る)


こういう保険の場合

  • 30歳加入の定期保険特約付養老保険
  • 5年満期(1万円)
  • 死亡時5倍(5万円)
  • 年払い保険料1万円

こういう計算になります

  1. 死亡保険金として支払う総額
    5万円×(1+1+1+1+2=)6人=30万円
  2. 満期時に生存者へ支払う総額
    1万円×16人=16万円
  3. 死亡保険料(5年間支払われる保険料)
    1. 延べ総人数
      22人+21人+20人+19人+18人+16人=100人
    2. 保険料
      30万円(2.死亡保険金総額)÷100人=3,000円
  4. 生存保険料(満期を迎えた方への支払総額)
    1. 16万円(2.満期支払い総額)÷100人=1,600円
  5. 純保険料(保険料全体から還元される保険金)
    (3.死亡保険料)+(4.生存保険料)=3,000円+1,600円=4,600円
  6. 付加保険料
    5に各社の運営の経費(人件費、広告費などの保険運用のための管理費)が加わったものが皆様が支払われる「保険料」ということになります。

更に…

どうでしょうか。単に金額を見て高い、安い、という判断でなく、保険や保険会社等の運営を異なった視点で見る感覚になっていただけたでしょうか。ただし、これは多種多様な保険の大まかなイメージでしかなく実際は各会社が利益が還元できるように。変額保険等、保険によってはお預かりした資産を1.2倍、1.5倍、2倍と、ハイリターンできるよう(勿論ハイリスクハイリターンです)専門家集団が運営に当たっているものもあります。

保険金の元の3要素

  1. 予定死亡率・・・厚生労働省が国勢調査などを元に作成したり、保険会社や共済組合が作成した生命表による。
  2. 予定利率・・・保険金支払いとして積み立てられ、運用益を見込んだ利率。安全性、確実性を元に決められ、定められた予定利率は契約が終了するまで維持されます。
  3. 予定事業費率・・・保険事業の運営上必要とする経費であり、広告宣伝や人件費も含まれます。
収支相当の原則

年齢別、性別の集団で契約全体にわたり、支払われるすべての保険と、支払われる全ての保険+経費は等しくなるようになっています。これを収支相当の原則といいます。

自然保険料

死亡率により年毎のバランスが取れるように計算された保険料。ただ、年齢が高くなれば保険料が大きく(負担が大きく)なり、契約を続けることが困難になる。

平準保険料

前の事前保険料の欠点を補うように、全体のバランスをとり、保険料がずっと代わらないように計算された保険料。ほとんど全ての生命保険がこの平準保険料で契約されています。




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